間に合いますか?

投稿者:江本剛
この時期に塾を訪れる大学受験生達に聞かれることがあります。

 

「先生、本番までに間に合いますか?」

 

この質問に対してはYESともNOとも答えられない。

それはね、あなた自身の「勉強に対する向き合い方」によっていくらでも変えていけるものだからです。

私達講師陣はそれぞれの担当教科のカリキュラムを作り、間に合うように教えていくことができます。

大学入試本番で、あなたに合格点を取ってもらうために。当たり前の話ですが。

 

しかし、間に合う人もいれば、間に合わない人がいるのも事実です。

 

成績が同じくらいで、志望校も一緒、学習スタートの時期も同じ。

合格を勝ち取る受験生(Aさんと設定します)もいるし、不合格となってしまう受験生(Bさんと設定します)もいます。

 

残念ながら不合格となってしまったBさんは、授業内容を理解できていなかったのでしょうか?

 

いいえ、Bさんはしっかりと理解していました。習った直後の問題演習ではAさんと同じペースで問題を解くのです。しかも全問正解です。

仮に、この段階で受験本番を迎えてしまった場合、AさんもBさんも不合格となる可能性が高い。

理由は簡単です。



「自力で解ける力」を身につけていないから。



本番では、その問題の解法を教えてくれたり、お膳立てしてくれる人はいません。

自分でヒントを探し出し、自分で解答を導き出せる力が必要なのです。

その力は「教わっただけ」では絶対に身につけることができません。

 

そう、授業が終わった後の行動が合否を分ける。

 

Aさんは授業が終わったあと、その日扱った問題を本当に自力で解けるかどうか「再確認」します。

確認が出来たら必ず類題の問題演習を行う。しかもこの行動を授業が終わった直後にとります。

授業直後は記憶が新鮮で、勉強効率はとても良い。一見大変そうに見えるが、実は最もクレバーな方法をとっている。



この行動がとれるから、大学入試で合格となるのだ。



Bさんは今日の授業が理解できたことに安心して「今日はゆっくりできる」と勘違いし、

儲けた時間を趣味や娯楽に費やしてしまう。「わかっただけ」で終わらせているため、

次の授業で確認テストをすると、もうその問題は解けなくなってしまっているのです。

 

この行動をとってしまうから、大学入試で不合格となるのだ。

 

次の授業でAさんは新しい単元に進むことになりますが、Bさんはまた同じ単元を復習しなければなりません。

毎日のわずかな差が積み重なり、埋め合わせが困難と感じるほどの大差となる。

私達講師陣も生じてしまった大差を本番までに取り戻そうと、いつも計画を修正していくのですが、

覚える知識量、演習量を減らすことはできません。「絶対量」ですから。

わかると思いますが、かなりキツイ学習計画になるのは当然です。



その学習計画を提示されて、やり抜く人もいます。


私の教え子には気が遠くなるような学習計画を実行し、圧倒的不利な状況から合格を勝ち取った子達がいます。

諦めなかったから「間に合った」、諦めたから「間に合わなかった」のです。


差し迫った状況であっても、間に合う方法はあります。

しかし、あなたがそれを実行しなければ決して「間に合わせる」ことはできないのです。


志望校はあなたの前から逃げ出すことはありません。

逃げ出すのはいつもあなた自身です。



大学入試とは、「自分のための入試」であることを深く心に刻んでおいてください。

 
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